特急

特急剣山の車両、座席、お得なきっぷなどについて解説。徳島~阿波池田のんびり結ぶ特急列車【乗車記】

特急剣山 キハ185系

(2020年7月4日作成)

徳島から阿波池田までをむすぶ特急「剣山」。

吉野川沿いに走行して徳島の東西を結びます。

ここでは特急剣山の座席や車内、設備やお得なきっぷ、バスとの比較などを解説していきます。

特急剣山の車両と編成

特急剣山の使用車両

特急剣山はキハ185系で運行しています。

キハ185系は1986年(昭和61年)に誕生しました。

1988年(昭和63年)のうずしお運行開始時から使用されている車両です。

剣山で運行される車両は、車両の裾に紺色の帯がある車両が使用されます。

特急剣山 キハ185系

国鉄末期に製造された車両なので、昭和の雰囲気がします。

特急剣山 キハ185系

行先表示も幕式です。

いまではほとんどみられなくなり貴重です。

特急剣山 キハ185系 行先表示幕

編成

特急「剣山」の編成です。

キハ185系の2両もしくは4両編成で運行しています。

特急 剣山 編成表

(JR四国 HPより)

特急剣山の車内と座席

普通車(自由席、指定席)

キハ185系の普通車です。

指定席と自由席で座席の違いはありません

特急剣山 キハ185系 普通車 車内

1号車の徳島よりの半分は指定席です。

指定席には座席カバーが青色となっており、指定席の表記があります。

特急剣山 キハ185系 普通車 指定席

指定席の位置は、通路扉上にも表示されています。

特急剣山 キハ185系 普通車 指定席案内

座席は紺とグレーの座席で、リクライニングシートです。

特急剣山 キハ185系 普通車 座席

各座席にはテーブルがあります。

前の座席の背刷りにあります。

最前部の座席は折り畳み式のテーブルが設置されています。

特急剣山 キハ185系 普通車 座席 特急剣山 キハ185系 普通車 座席 テーブル

キハ185系は運転席が半室なので、前面展望が楽しみやすい車両です。

特急剣山 キハ185系 普通車 最前列座席

お手洗い、トイレ特急剣山 キハ185系 お手洗い トイレ

国鉄の昔の車両のお手洗いの扉です。

 

お手洗いはすっかり見かけることが少なくなってしまった和式お手洗いです。

鉄道車両ですらウォシュレット付きのお手洗いが多い中、むしろ貴重です。

多目的お手洗いは設置されていません。

特急剣山 キハ185系 お手洗い トイレ

洗面台、くずもの入れ

簡素な洗面台です。

「湯」、「水」の表記が昭和を感じさせます。

特急剣山 キハ185系 洗面台

昔の特急車両にあった「くずもの入れ」も健在です。

今となっては貴重なので一見の価値ありです。

特急剣山 キハ185系 くずもの入れ ゴミ箱

特急剣山のWiFi事情

特急剣山はWiFiの設備はありません。

特急剣山のおすすめ座席

特急剣山は吉野川沿いを走ります。

キハ185系は最前列の席では前面展望が楽しめます。

徳島行きは1号車が先頭ですので、指定席の「15A」を確保すると前面展望が楽しめます。

阿波池田行きは先頭の車両は自由席ですので早めに並んで最前列を確保しましょう。

剣山には飲み物の自動販売機があるか

特急剣山には飲み物の自動販売機はありません。

車内販売もありません。

飲物や食べ物は乗車前に駅売店やコンビニで購入しておきましょう。

特急剣山の停車駅、所要時間

特急剣山は下記の駅に停車します。

徳島=蔵本=★石井=鴨島=★阿波川島=阿波山川=穴吹=貞光=阿波加茂=阿波池田

(★石井、★阿波川島はほとんどの列車が停車、一部列車が通過)

所要時間は下記の通りです。

徳島
阿波池田 約1時間14分~1時間23分
穴吹 約39分~46分
鴨島 約17分~23分
高知(阿波池田で南風に乗換) 約2時間20分~3時間

時刻は徳島駅発が7時台~20時台までおおむね2時間~3時間間隔で運行しています。

阿波池田駅発が6時台~19時台が2時間~3時間間隔で運行しています。

特急剣山の運賃、料金等

通常の運賃、料金

徳島
阿波池田 3,390円

2,860円

穴吹 2,160円

1,400円

鴨島 1,530円

790円

※高知(阿波池田で南風に乗換) 5,960円

5,430円

(上段:指定席、下段:自由席、特急料金はすべて通常期)

※徳島~高知間で、阿波池田駅で駅の改札から出ないで特急列車に乗り継ぐ場合は、特急列車の料金は通しの料金で計算されます。(剣山⇔南風、しまんとの乗り継ぎは1列車として計算)

 

剣山に安く乗るための割引きっぷ

特急はしだてに利用できる割引きっぷには次のものがあります。

・Sきっぷ

・Sきっぷ(4枚回数券)

・トク割2枚回数券(自由席用)

・トク割4枚回数券(自由席用)

・学生トク割2枚回数券

・高知日帰り路面電車割引きっぷ

Sきっぷ

SきっぷはJR四国が発売する往復タイプの割引きっぷです。

特急剣山の普通車自由席を利用できます。

有効期間は4日間です。

JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ、旅行会社で発売しています。

設定区間と値段は次の通りです。

高松~阿波池田:4,660円(片道2,330円)

Sきっぷのページ

Sきっぷ(4枚回数券)

Sきっぷ(4枚回数券)はJR四国が発売する特急の自由席が利用できる4枚つづりの回数券です。

特急剣山の普通車自由席を利用できます。

1枚ずつでも利用できます。

回数券1枚で小児2人まで利用できます。

有効期間は3か月間です。

JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ、旅行会社で発売しています。

設定区間と値段は次の通りです。

徳島~阿波池田:8,720円(2,180円/枚)

Sきっぷ(4枚回数券)のページ

トク割2枚回数券(自由席用)

トク割2枚回数券(自由席用)はJR四国が発売する回数券タイプの割引きっぷです。

特急剣山、南風、しまんとの普通車自由席を利用できます。

有効期間は3か月間です。

JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ、旅行会社で発売しています。

指定席やグリーン席が利用できる「ザ・席券」や「ザ・グリーン券」にも対応しています。

設定区間と値段は次の通りです。

朝倉~高知⇔徳島:6,600円(片道3,300円)

トク割2枚回数券(自由席用)のページ

トク割4枚回数券(自由席用)

トク割4枚回数券(自由席用)はJR四国が発売する回数券タイプの割引きっぷです。

特急剣山、南風、しまんとの普通車自由席を利用できます。

有効期間は6か月間です。

JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ、旅行会社で発売しています。

指定席やグリーン席が利用できる「ザ・席券」や「ザ・グリーン券」にも対応しています。

設定区間と値段は次の通りです。

朝倉~高知⇔徳島:12,600円(片道3,150円)

トク割4枚回数券(自由席用)のページ

学生トク割2枚回数券

学生トク割2枚回数券はJR四国が発売する回数券タイプの割引きっぷです。

特急剣山、南風、しまんとの普通車自由席を利用できます。

有効期間は3か月間です。

JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ、旅行会社で発売しています。

指定席やグリーン席が利用できる「ザ・席券」や「ザ・グリーン券」にも対応しています。

設定区間と値段は次の通りです。

朝倉~高知⇔徳島:5,860円(片道2,980円)

学生トク割2枚回数券のページ

高知日帰り路面電車割引きっぷ

高知日帰り路面電車割引きっぷはJR四国が発売する往復タイプの割引きっぷです。

特急剣山、南風、しまんとの普通車自由席を利用できます。

高知ではとさでん交通路面電車の市内均一区間を利用できます。

有効期間は乗車日当日の一日間です。

JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ、旅行会社で発売しています。

指定席やグリーン席が利用できる「ザ・席券」や「ザ・グリーン券」にも対応しています。

設定区間と値段は次の通りです。

徳島⇔高知:6,700円(片道3,350円)

高知日帰り路面電車割引きっぷのページ

特急剣山と競合する交通機関との比較

特急はしだてと同じ区間を運行する高速バスは高知徳島エクスプレス号(徳島~高知)があります。

徳島~高知の交通機関の比較をまとめました。

徳島~高知の各交通機関の比較

運賃・料金 所要時間 運行本数
JR(剣山+南風・しまんと) 2,980円~5,960円 2時間20分~

3時間

6.5往復

(剣山、2~3時間ごと)

高速バス 3,150円~3,700円 2時間50分 4往復

(朝夕)

各交通機関の解説

高知徳島エクスプレス号(徳島~高知)

高知徳島エクスプレス号はJR四国バスととさでん交通、徳島バスが共同運行する高速バスです。

所要時間は次の通りです。

徳島駅~高知駅BT:約2時間50分

運行本数は1日4往復です。

運賃は次の通りです。

徳島駅~高知駅BT:3,700円

往復券で6,600円(片道3,300円)、4枚回数券で12,600円(3,150円/枚)まで安くなります。

時刻表などは次のページをご覧ください。

高知徳島エクスプレス号(JR四国バス)ののページ

剣山にも乗れる宿泊も一緒ならさらにお得なJRセットプラン

特急剣山から乗り換えられる列車

徳島駅

特急「うずしお

阿波池田駅

特急「南風」、特急「しまんと

特急剣山とは

特急「剣山」は1996年(平成8年)に、それまで徳島~阿波池田間で運転されていた急行「よしの川」を特急に格上げして誕生しました。

剣山の名称の由来は徳島線沿線の山で、公募により決定しました。

剣山の前身の急行「よしの川」は最盛期は小松島港~徳島~阿波池田~高知間を最大7往復の運転でした。

瀬戸大橋の開業と小松島線廃止で関西からのフェリー乗継を失った「よしの川」は次第に減便され、1985年(昭和60年)には2往復まで減らされます。

転機は明石海峡大橋をにらんだ徳島線の高速化で1996年(平成8年)に工事が完成してスピードアップとともに急行から格上げされ特急「剣山」が誕生しました。

使用車両も旧型のキハ58系、キハ65系から特急型のキハ185系に変わり現在も運行されています。

特急剣山の関連商品

 

まとめ

・特急剣山は徳島と阿波池田を結ぶ特急列車

・キハ185系で運行されており、昭和の雰囲気を感じる車両に乗車できる

・最前列は展望が楽しめる

 

最後までお読みいただきありがとうございました。