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特急能登かがり火の座席、料金、車内設備、お得なきっぷなどについて解説。金沢と七尾、和倉温泉を結ぶ温泉地へのアクセス特急【乗車記】

(2021年4月24日作成)

金沢から七尾、和倉温泉までを結ぶ特急「能登かがり火」を解説します。

能登の代表的な温泉地である和倉温泉へのアクセス特急です。。

この記事はでは特急「能登かがり火」の車両や車内、座席や設備、お得なきっぷやバスとの比較など解説していきます。

特急能登かがり火の車両と編成

特急能登かがり火の使用車両

特急能登かがり火はJR西日本所有の681系、683系で運行しています。

681系は1992年(平成4年)に誕生しました。

683系は681系の進化型として2001年(平成13年)に誕生しました。

北越急行が所有していた681系2000番台も現在はJR西日本が買い取って「しらさぎ」や「能登かがり火」で運行しています。

和倉温泉方の1号車はグリーン車で流線形の形をしています。

特急 能登かがり火 683系

サンダーバードと共通運用する車両は、リニューアルカラーとなっています。

特急 能登かがり火 683系

特急能登かがり火の編成

特急「能登かがり火」は主に3両編成で運行します。

1号、8号は6両編成です。

グリーン車が1号車で、そのほかは普通車です。

3両編成は全車普通車です。

自由席と指定席の割合は図の通りです。

特急 能登かがり火 編成表

(JR西日本 HPより)

特急能登かがり火の車内

グリーン車

6両編成の1号車はグリーン車です。

(能登かがり火1号、8号のみ)

2列+1列のゆったりした座席です。

濃いブラウン系の色の座席と赤いシートカバーで高級感があります。

特急 能登かがり火 683系 グリーン車

座席の広さや間隔もゆったりしています。

特急 能登かがり火 683系 グリーン車

グリーン車のひじ掛けにはコンセントがついています。

特急 能登かがり火 683系 グリーン車 コンセント

普通車(自由席、指定席)

普通車はJR西日本の特急車両の楊淳仕様の座席です。

ブルー系の座席が並びます。

特急 能登かがり火 683系 普通車

座席はリクライニングする特急用車両としては標準の座席です。

端部の座席以外はコンセントはついていません。

特急 能登かがり火 683系 普通車 座席

車両の端部の座席にはコンセントと大型テーブルがついています。

特急 能登かがり火 683系 普通車 コンセント付き座席

コンセントはテーブルの横についています。

特急 能登かがり火 683系 普通車 コンセント付き座席

車いす対応座席

4号車には車いす対応座席があります。

11D 、12Dが車いす対応座席です。

特急 能登かがり火 683系 普通車 車いす対応座席

お手洗い等

多目的お手洗い、多目的トイレは4号車にあります。

特急 能登かがり火 683系 多目的お手洗い 多目的トイレ

ウォシュレット完備のお手洗い、トイレです。

ベビーキープやおむつ取り換え台も設置されています。

特急 能登かがり火 683系 多目的お手洗い 多目的トイレ

その他にもお手洗いは1号車、2号車、4号綾、6号車にあります。

特急 能登かがり火 683系 お手洗い トイレ

こちらもウォシュレット完備のお手洗い、トイレです。

狭いながらもベビーキープが設置されています。

特急 能登かがり火 683系 お手洗い トイレ

洗面台は鏡の横に間接照明があります。

JR西日本の特急の標準タイプの洗面台です。

特急 能登かがり火 683系 お手洗い トイレ

特急能登かがり火のWiFiなど

特急「能登かがり火」にはWiFiの設備はありません。

コンセントもありませんので、車内でネットを使って仕事をするなどを考えている場合は自前のネット環境が必要です。

特急能登かがり火のおすすめ座席

能登かがり火では沿線で日本海が見えるところがあります。

日本海の車窓を楽しむには「A席」、「B席」の座席を確保しましょう。

能登かがり火には飲み物の自動販売機がある

特急「能登かがり火」には自動販売機はある列車があります。

その他の飲み物や食べ物の車内販売もありません。

乗車前にコンビニや売店で買い物を済ませておきましょう。

特急能登かがり火の停車駅、所要時間

特急能登かがり火は下記の駅に停車します。

金沢=(津幡)=(宇野気)=(高松)=羽咋=(良川)=七尾=和倉温泉

カッコの駅には一部の列車が停車します。

所要時間は下記の通りです。

金沢 大阪(金沢乗換)
羽咋 32分~41分 3時間16分~3時間43分
七尾 52分~1時間03分 3時間35分~4時間11分
和倉温泉 58分~1時間11分 3時間42分~4時間19分

運行時刻は特急「サンダーバード」、特急「花嫁のれん」も併せて約2~3時間おきに運行しています。、

特急能登かがり火の運賃、料金等

通常の運賃、料金は次の通りです。

金沢 大阪(金沢乗換) 東京(金沢乗換)
羽咋 2,220円

1,690円

8,920円

8,390円

15,900円

15,200円

七尾 2,620円

2,090円

9,360円

8,830円

16,320円

15,530円

和倉温泉 2,800円

2,270円

9,360円

8,830円

16,320円

15,530円

(上段:指定席、下段:自由席、新幹線・特急料金は通常期)

名古屋、大阪からの特急料金は、金沢駅で改札口を出ずに当日中に次の特急列車に乗り継ぐ場合は(サンダーバード、しらさぎ等⇔能登かがり火、花嫁のれん)通しの特急料金で計算されます。

新幹線からの乗り継ぎ割引についても乗り換え列車に適用されます。

能登かがり火にお得に安く乗るための割引きっぷ

特急能登かがり火に利用できる割引きっぷには次のものがあります

・自由席特急券 トクらく

・WEB早得1

・eきっぷ

・e早得1

・e早得

・北陸乗り放題きっぷ

・(おとなび会員限定)おとなびWEB早得

・(おとなび会員限定)おとなび首都圏往復フリーきっぷ

自由席特急回数券 トクらく

「自由席特急回数券 トクらく」は5枚つづりの定期券専用自由席特急回数券です。

トクらく設定区間と同一区間もしくは円区間を含む定期券を提示した場合に発売されます。

有効期間は14日間です。

おとなの価格は下記の通りです。

金沢
羽咋 2,000円(400円/枚)
七尾 3,000円(600円/枚)
和倉温泉 3,000円(500円/枚)

WEB早得1

「WEB早得1」はJR西日本のインターネット予約サイト「e5489」で発売されている指定席特急券、乗車券です。

乗車日の1か月前から1日前までの発売です。

おとなの価格は下記の通りです。

京都・大阪方面(通年同一値段)

大阪 京都
七尾 8,010円 7,220円
和倉温泉 8,010円 7,220円

東京方面(通常期の価格)

東京 大宮
七尾 14,510円 13,730円
和倉温泉 14,510円 14,020円

詳しくはJR西日本の次のページをご覧ください。

WEB早得1のページ

eきっぷ

「eきっぷ」、「e早得1」、「e早得」、はJR西日本のインターネット予約サイト「e5489」で発売されている指定席特急券です。

eきっぷは特急券ですので別途乗車券(またはICOCAなどのICカード)が必要です。

「eきっぷ」、「e早得1」、「e早得」は「e5489」の登録と「J-WESTカード」で決済することで購入できます。

「eきっぷ」は乗車当日でも購入が可能です。

・eきっぷ

「eきっぷ」はJR西日本が販売している特急券です。単独で購入することができ、きっぷ受け取り前であれば何度でも変更可能です。

有効期間は1日間で、当日購入も可能ですが、「e5489」の登録と「J-WESTカード」での決済が必要です。

下記がeきっぷのおとなひとりの発売価格です。(乗車券運賃を含めた指定席の価格。)

発着駅 金沢 大阪
羽咋 1,690円 8,390円
七尾 2,090円 8,830円
和倉温泉 2,270円 8,830円
e早得1

有効期間は1日間で、乗車日の1日前まで購入できます。

「e5489」の登録と「J-WESTカード」での決済が必要です。

下記がeきっぷのおとなひとりの発売価格です。(乗車券運賃を含めた指定席の価格。)

発着駅 東京 大宮
七尾 13,910円 13,150円
和倉温泉 13,910円 13,430円
e早得

e早得は乗車にも3日前まで購入できます。

グリーン車のみの設定です

下記がe早得のおとなひとりの運賃も含めた価格です。

大阪 京都
津幡 8,700円 7,930円
宇野気 8,700円 7,930円
高松 9,030円 8,370円
羽咋 9,290円 8,370円
良川 9,540円 8,700円
七尾 9,760円 9,030円
和倉温泉 9,760円 9,030円

 

北陸乗り放題きっぷ

北陸乗り放題きっぷはJR西日本が発売するフリータイプの割引きっぷです。

フリーエリアまでの特急の普通車指定席もしくはグリーン車とフリーエリア内は特急や新幹線を含む普通車自由席に乗車できます。

2名以上が同一行程で利用する場合に発売されます。

有効期間は3日間です。

JR西日本ネット予約「e5489」限定で発売されます。

大阪、京都から金沢より先に行く場合にお得になる場合があります。

フリーエリアは次の通りです。

北陸乗り放題きっぷ エリア

値段は次の通りです

普通車用 グリーン車用
京都市内 14,540円 16,540円
大阪市内 15,850円 17,850円
神戸市内 16,950円 18,950円
こども用(すべての区間で同じ値段) 3,000円 5,000円

(おとなび会員限定)おとなびWEB早得

おとなびWEB早得はJR西日本が発売する割引きっぷです。

「おとなび会員」(登録は無料で満50歳以上の方が入会できます)が購入できます。

「おとなび簡単ネット」で登録してから、「おとなび」で購入します。

乗車日の7日前まで発売します。

主な区間の値段は次の通りです

大阪市内
七尾・和倉温泉 6,680円

(おとなび会員限定)おとなび首都圏往復フリーきっぷ

おとなび首都圏往復フリーきっぷはJR西日本が発売するフリータイプの割引きっぷです。

金沢までの特急の普通車自由席と金沢からフリーエリアまでの北陸新幹線の普通車指定席が利用できます。

「おとなび会員」(登録は無料で満50歳以上の方が入会できます)が購入できます。

「おとなび簡単ネット」で登録してから、「おとなび」でおとなび首都圏往復フリーきっぷを購入できます。

有効期間は4日間です。

フリーエリアは次の通りです。

おとなび首都圏フリーきっぷ フリーエリア

値段は次の通りです

普通車用
七尾・和倉温泉 23,420円

特急能登かがり火と競合する交通機関との比較

特急能登かがり火と競合する交通機関はありません。

能登かがり火にも乗れる宿泊も一緒ならさらにお得なJRセットプラン

 

特急能登かがり火から乗り換えできる列車

金沢駅

北陸新幹線「かがやき」、「はくたか」、「つるぎ」

特急「サンダーバード」、特急「しらさぎ」、特急「ダイナスター

七尾駅、和倉温泉駅

観光列車「のと里山里海」

特急能登かがり火とは

特急「能登かがり火」は金沢~和倉温泉間を結ぶ列車です

2015年(平成27年)に誕生しました。

「能登かがり火」の名は、能登地方各地のは「能登キリコ祭り」に代表される「火」や「灯り」を連想させる夏祭りが多く存在します。

このような「火」と結びついた幻想的な能登の風景、かがり火の燃え盛る勢いをイメージして命名されたものとされています。

七尾線の和倉温泉までは電化されており、北陸新幹線開業までは「サンダーバード」が4往復、「はくたか」、「しらさぎ」がそれぞれ1往復づつ運行されていました。

北陸新幹線開業時に直通の「サンダーバード」は1往復となり、残りの5往復は金沢で系統分離をして「能登かがり火」となりました。

七尾線や能登線にはは1960年代から準急列車が運行されていましたが、1960年(昭和35年)に準急「のとじ」が運行を開始して主力の優等列車となります。

1964(昭和39年)には金沢発の七尾線、能登線系統の列車がすべて急行「能登路」に統合されます。

大阪発の「ゆのくに」や名古屋発の「のりくら」は運行していましたが、1978年(昭和53年)に「能登路」に統合されます。

1986年(昭和61年)にはキハ65系臨時特急「ゆぅトピア和倉」が運行を開始します。

「ゆぅトピア和倉」は485系雷鳥と併結して大阪まで乗り入れました。

1991年(平成3年)に七尾線電化が完成。「ゆぅトピア和倉」は廃止され「スーパー雷鳥」や「しらさぎ」の乗り入れが開始されます。

「能登路」は輪島や珠洲に直通する列車を中心に運行されます。

1995年(平成7年)には681系「スーパー雷鳥(サンダーバード)」が運行開始。

「スーパー雷鳥」は「スーパー雷鳥(サンダーバード)」に変わります。

1997年(平成9年)には北越急行が開業、「はくたか」が運行を開始して1往復が和倉温泉まで乗り入れを開始します。

2002年(平成14年)には「能登路」が廃止されます。

2015年(平成27年)には北陸新幹線が開業し、七尾線の特急列車は整理され「サンダーバード」1往復と「能登かがり火」5往復の運行となります。

同じ年には観光特急「花嫁のれん」が開始。「花嫁のれん」の運行時には七尾線の特急列車は1日8往復となり過去最大となっています。

特急能登かがり火の関連商品

まとめ

・特急能登かがり火は金沢と和倉温泉を結ぶ特急列車

・681系、683系でで運行している

・グリーン車と普通車の車端部座席にはコンセントが設置されている。

・一部の列車には飲み物の自動販売機がある

 

最後までお読みいただきありがとうございました。