(2018年11月28日作成)
福岡市内から30分程度で到着する大宰府。
バスなど他の交通機関もありますが、大宰府に行くなら糸一度は乗車しておきたい観光列車に「旅人 ーたびとー」があります。
大宰府の名所と四季折々の花で彩られた車両と、開運の文様があしらわれた文様で運気がさらに上がることは間違いないです。
早速解説していきます。
旅人の車両と編成
西日本鉄道で特急、急行に使用されていた「3000系」を改造して誕生しました。
車内は旅行気分に浸れる転換クロスシートで、塗装と内装が旅人ように変更されています。

1号車(二日市、大牟田方)
「竈門神社」と「紅葉」
縁結びの神様と紅葉が描かれています。

2号車
「榎社」と「蓮の花」
菅原道真公の御神霊がまつられる「榎社」と夏の水面を彩る蓮の花が描かれています。

4号車
「菅原道真公」と「藤」
菅原道真公と春に境内の菖蒲池に花を咲かせる藤が描かれています。

5号車(大宰府方)
「太宰府天満宮」と「梅」
大宰府天満宮と早春に咲く梅を描いています。

(ラッピング説明は西日本鉄道HP参考)
旅人の車内
3号車には縁結びの神様として知られる竈門神社とタイアップした祈願箱が設置されています。

祈願はこの反対には記載するための台が設置されています。
記念スタンプも設置されています。

各号車の内装には、5両それぞれ異なる縁起物の文様があしらわれています。
1号車「紗綾形文様」・・・健康長寿
2号車「瓢箪文様」・・安産
3号車「雷文様」・・・厄除け
4号車「蝶文様」・・・家内安全
5号車「梅文様」・・・学業成就
2号車の瓢箪文様は青い基調とした爽やかな文様、3号車の雷文様は淡い黄色と赤で文様が描かれています。


(文様説明は西日本鉄道HP参考)
旅人の運行案内
月に3〜4回の検査運休日以外は運行しています。
(運休日は不定期ですがホームページに記載しています)
運行は朝は福岡天神〜大宰府間の直通急行、日中は二日市〜大宰府間折り返し、夕方は福岡天神〜二日市の普通列車で運行されることが多いです。
日中は二日市〜大宰府間は1時間に4往復(15分ごと)ですが、このうちの2往復が旅人での運行となります。
詳細は西鉄のページをご覧下さい。
旅人の運賃、料金等
「旅人」に乗車するにあたっては特別な料金は必要なく、普通の切符で乗車できます。
予約も不要です。
(参考)福岡天神〜大宰府:大人400円
旅人から乗り換えできる列車
二日市駅
西鉄大牟田線特急、柳川観光列車「水都」
大牟田駅
大宰府観光列車「旅人-たびと-」とは
大宰府観光列車として、2017年に誕生しました。
車両には大宰府の様々な観光名所や大宰府に咲く四季の花をラッピングし、内装には5両それぞれ異なる開運模様があしらわれています。
「旅人」は大宰府で多くの歌を残したとされる歌人、大伴旅人から名づけられました。
また旅人は「たびびと」とも読めるため、大宰府を旅する列車という意味も込められています。
(西日本鉄道HP参考)
まとめ
・「旅人-たびと-」は大宰府への観光列車
・5両編成で大宰府の名所と四季の花でラッピングされている
・車内は5両それぞれ異なる縁起物の文様があしらわれている
・3号車には縁結びの神様として知られる竈門神社とタイアップした祈願箱が設置
・普通の切符で乗車でき、二日市から大宰府までは日中は1時間に2往復している
大宰府はお参りだけでなく、遊園地や博物館など多彩な施設があります。
梅が枝餅をほおばりながら散策するのも楽しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。