特急

南海の特急こうやの車両や座席、車内設備、お得に乗る方法を解説。なんば~極楽橋間の運行で高野山への快適なアクセス列車【乗車記】

(2020年10月22日作成)

 

南海のなんば駅から高野山のふもと、極楽橋までを結ぶ特急「こうや」について解説します。

高野山へのアクセスとして長年運行されています。

ここでは特急「こうや」の車両や編成、座席、車内設備、お手洗いなどの解説を記載すると同時に、おとくなきっぷや安く乗車する方法など「りんかん」の魅力を解説していきます。

特急こうやの車両と編成

使用車両

特急こうやには30000系と31000系が使用されます。

特急「りんかん」と共通運用です。

 

30000系です。

30000系は1983年(昭和58年)に製造されました。

製造以来「こうや」で運行していましたが、「りんかん」が誕生してからは共通運用されています。

南海 こうや 30000系

31000系です。

31000系は1999年(平成11年)に製造されました。

「こうや」の増発と「りんかん」の8両編成化のための増備車両です。

南海 こうや 31000系

編成

特急「こうや」は4両編成で運行しています。

30000系の座席表と設備案内図です。

特急 りんかん 30000系 座席表

31000系の座席表と設備案内図です。

31000系には車いす固定用座席があります。

特急 こうや りんかん 31000系 座席表

 

特急ラピートの車内

30000系の車内、設備

車内

4列の座席です。

濃いグレーの座席が並びます。

「KOYA LINE」と記載された赤い座席カバーが特徴です。

南海 こうや 30000系 車内

中間にもひじ掛けがあります。

テーブルは前方にあります。

南海 こうや 30000系 座席 南海 こうや 30000系 座席

コンセント

30000系にはコンセントは設置されていません。

お手洗い、トイレ等

3号車(8両編成時は7号車)のはお手洗い、トイレがあります。

男性の小便器と男女兼用お手洗いの2か所です。

南海 こうや 30000系 お手洗い トイレ

お手洗い、トイレの内部です。

南海 こうや 30000系 お手洗い トイレお手洗いの前には洗面台があります。

南海 こうや 30000系 洗面台

こうやのおすすめ座席

30000系では前面展望が楽しめる座席があります。

1号車の3番、4番、4号車の49番、50番です。

全席指定ですので、予約時にこれらの座席を指定しましょう。

南海 こうや 30000系 前面展望

こうやには飲み物の自動販売機がある

こうやの2号車には飲み物の自動販売機があります。

こうやには車内販売はないので、食べ物はあらかじめ駅で買っておきましょう。

南海 こうや 30000系 自動販売機

特急こうやの運行路線、停車駅、時刻等

「こうや」はなんば~極楽橋間で運行してます。

 

停車駅は次の通りです

なんば=新今宮=天下茶屋=堺東=金剛=河内長野=林間田園都市=橋本=極楽橋

 

運行間隔は次の通りです。

(平日)

なんば発は8時台~14時台で約1時間~2時間間隔

極楽橋発は11時台~16時台に1~2時間間隔でに運行しています。

(土休日)

なんば発は8時台~15時台で約40分~80分間隔

極楽橋発は9時台~16時台に約30~90分間隔で運行しています。

12月から2月までは一部列車に運休があります。

極楽橋ではすべての列車が高野山発着のケーブルカーに連絡しています。

南海電鉄:ダイヤ検索

特急こうやの運賃、料金等

通常の運賃、料金

りんかんを利用するには、運賃に加えて特急券を購入すれば利用できます。

特急券の料金は次の通りです・

区間 値段
なんば・新今宮・天下茶屋・堺東~極楽橋 790円
上記以外 520円

次に運賃と特急券込みの値段を示します。

なんば~高野山:2,180円

なんば~橋本:1,220円

なんば~林間田園都市:1,170円

なんば~河内長野:1,090円

こうやに安く乗るには

高野山・世界遺産きっぷ

南海 高野山・世界遺産きっぷ

高野山・世界遺産きっぷは南海が発売する高野山までの往復割引きっぷとフリー乗車券つききっぷです。

発売駅から高野山駅までの割引往復乗車券と高野山内バスの2日間フリー乗車券がついてきます。

特典で拝観料割引やお土産割引サービスもあります。

・拝観料2割引サービス券:金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館

・お土産1割引サービス券:数珠屋四郎兵衛、中本名玉堂、高野茶屋 和久

有効期間は2日間です。

協賛施設での割引特典もあります。

発売場所は主要駅の窓口で販売しています。

特急こうや片道特急付きがお得です。

なんば発の発売額は次の通りです。

大人3,450円、小児1,740円(大人片道1,725円)。

(特急券なしの往復版は大人2,900円)

支払い方法は現金、クレジットカード(一部カードを除く)です。

高野山・世界遺産きっぷ

高野山・立里荒神きっぷ

南海 高野山・立里荒神きっぷ

高野山・立里荒神きっぷは南海が発売する高野山までの往復割引きっぷと高野山から立里荒神までの割引バス乗車券つききっぷです。

発売駅から高野山駅までの割引往復乗車券と高野山駅前から立里荒神前までの急行バス往復割引乗車券がついてきます。

有効期間は2日間です。

発売場所は主要駅の窓口で販売しています。

特急こうや片道特急付きがお得です。

なんば発の発売額は次の通りです。

大人5,130円、小児2,580円(大人片道2,565円)。

(特急券なしの往復版は大人4,580円)

支払い方法は現金、クレジットカード(一部カードを除く)です。

高野山・立里荒神きっぷ

チケットレスサービス

南海 特急チケットレスサービス

月に数回乗る予定のある場合は、チケットレスサービスを利用するのがお得です。

同じ月で3回目、5回目、7回目の乗車ででボーナスポイントが150ポイントがもらえて、7回乗車すると特急料金1回分のポイントが貯まります。

(通常の乗車では3%ポイント)

ポイントのつき方のイメージは次の通りです。

支払い方法はクレジットカードや特急積立金からの引き落としが選べます。

詳しくは次のページもご覧ください。

チケットレスサービスのページ

特急こうやと競合する交通機関との比較

特急「りんかん」と競合する高速バスなどの交通機関はありません。

特急こうやから乗り換えできる列車

なんば駅

近鉄特急(ひのとりしまかぜ伊勢志摩ライナーアーバンライナービスタカー等)

近鉄奈良線・阪神直通快速急行

新今宮駅

関空快速紀州路快速大和路快速

天下茶屋駅

特急「ラピート」、特急「サザン」

橋本駅

観光特急「天空

特急こうやとは

特急「こうや」の歴史は古く、1951年(昭和26年)に運行を開始しました。

当初は夏の臨時列車として運行し、なんば~高野山をノンストップで運行していました。

1961年(昭和36年)には特急「こうや」の専用車両として20000系電車が運行を開始しました。

20000系はデラックスズームカーと呼ばれました。

20000系は特に吟味した材料を使用したため価格が高騰し、1編成しか製造されませんでした。

このため、21000系の代走が発生したり、閑散期にあたる冬季は全列車運休となり、車両定期検査を行っていました。

1983年(昭和58年)には現在の使用車両である30000系が導入されます。

1992年(平成4年)に林間田園都市駅、金剛駅への停車を開始して、現在の停車駅となります。

1999年(平成11年)には増発用車両として31000系が導入されます。

2000年(平成12年)から2015年(平成27年)には「りんかん」と併結した「こうや・りんかん」も運行されていました。

特急こうやの関連商品

まとめ

・こうやはなんばから高野山のふもとの極楽橋を結ぶ便利な特急列車

・お手洗いを完備している

・飲物の自動販売機がある

 

最後までご覧いただきありがとうございました