(2020年11月6日作成)
中部国際空港、セントレアのアクセスとして最も便利なのが名鉄の「セントレア」です。
全車特別車で専用車両で運行しています。
ここでは「ミュースカイ」の車両編成や車内の解説していきます。
ミュースカイの車両と編成
使用車両
ミュースカイは専用の2000系車両で運行しています。
2000系は2004年(平成16年)に誕生しました。
2005年(平成17年)のミュースカイの運行開始以来、専用車両として活躍を続けています。

編成
ミュースカイは主に4両編成で運行しています。
朝夕など一部の列車は8両編成で運行しています。
新鵜沼、新可児発着を分割併合する列車は、犬山~中部国際空港間を8両編成で運行します。
ミュースカイの車内設備
ミュースカイの車内と座席
ミュースカイは全車特別車両です。
車内は転換クロスシートが並びます。

座席はリクライニングシートです。
大型のテーブルもあります。

車いす固定座席
2号車には車いす固定座席があります。

荷物置き場
各車両の端には荷物置き場あります。
大型のスーツケースにも対応しています。

お手洗い、トイレ等
2号車には多目的お手洗い、トイレがあります。
扉の幅が広い多目的お手洗い、トイレです。

ベビーベッドも設置されています。

洗面台
お手洗い、トイレの前には洗面台があります。
車両の内装にあわせた淡いブルー系の洗面台です。

ミュースカイの停車駅や運賃、所要時間と運行間隔など
ミュースカイの停車駅
ミュースカイの停車駅は次の通りです。
【三柿野~新鵜沼~中部国際空港】
(三柿野)=新鵜沼=犬山遊園=犬山=(栢森)=江南=岩倉=名鉄名古屋=金山=神宮前=(太田川)=(尾張横須賀)=(朝倉)=(新舞子)=(常滑)=中部国際空港
【新可児~犬山~中部国際空港】
新可児=日本ライン今渡=可児川=西可児=犬山=(栢森)=江南=岩倉=名鉄名古屋=金山=神宮前=(太田川)=(尾張横須賀)=(朝倉)=(新舞子)=(常滑)=中部国際空港
【名鉄岐阜~中部国際空港】
名鉄岐阜=名鉄一宮=国府宮=名鉄名古屋=金山=神宮前=(太田川)=(尾張横須賀)=(朝倉)=(新舞子)=(常滑)=中部国際空港
・常滑、新舞子、朝倉、尾張横須賀、太田川には朝時間帯の中部国際空港発の一部列車が停車
・栢森は平日夜の犬山方面行き1本のみが停車
ミュースカイの所要時間と運賃
ミュースカイには通常の切符やICカードにくわえ特別車両券が必要です。
新快速の所要時間と運賃を表に示します。
(ミュースカイ特別車料金360円を含む)
新鵜沼 | ー | 530円 | ー | 980円 | 1,730円 |
ー | 新可児 | 770円 | ー | 1,240円 | 1,890円 |
5分 | 20分 | 犬山 | ー | 930円 | 1,730円 |
ー | ー | ー | 名鉄岐阜 | 930円 | 1,730円 |
30分 | 45分 | 25分 | 30分 | 名鉄名古屋 | 1,250円 |
1時間10分 | 1時間20分 | 1時間 | 1時間 | 30分 | 中部国際空港 |
ミュースカイの運行間隔
ミュースカイの運行間隔は次の通りです。
昼間:新鵜沼~中部国際空港、名鉄名古屋~中部国際空港、1本/1時間づつ
朝夕:中部国際空港~新鵜沼/新可児、中部国際空港~名鉄岐阜、1本/1時間づつ
新型コロナウィルス感染拡大による影響のため、昼間の列車が運休しています。
情報はこちらをご覧ください。
ミュースカイと競合する交通機関の比較
ミュースカイと同じ区間を運行する交通機関は空港リムジンバスと名鉄空港線特急(一部特別車)と空港リムジンバスがあります。
各交通機関との比較を記載します。
名古屋~中部国際空港の交通機関の比較
運賃 | 所要時間 | 運行本数 | |
ミュースカイ | 1,250円 | 約30分 | 30分間隔 |
名鉄空港線特急 | 890円~1,250円 | 約40分 | 30分間隔 |
空港バス | 1,350円 | 約1時間25分 | 1日4往復 |
交通機関の各区間の解説
名鉄空港線特急
名古屋駅からと一部特別車の特急も運行しています。
運賃 | 所要時間 | 運行本数 | |
名古屋~中部国際空港 | 890円~1,250円 | 約40分 | 30分間隔 |
空港リムジンバス
名古屋駅から栄経由でリムジンバスが運行しています。
運賃 | 所要時間 | 運行本数 | |
名古屋駅~中部国際空港 | 1,300円 | 1時間25分 | 1日4往復 |
ミュースカイから乗り換えできる列車
名鉄岐阜駅
名鉄一宮駅
新鵜沼駅
特急「ひだ」
名鉄名古屋駅
名鉄名古屋本線特急、、名鉄犬山線特急、名鉄河和線、知多新線特急
特急「しなの」、特急「ひだ」、特急「南紀」、特急「しらさぎ」、快速「みえ」
近鉄特急(名阪特急「ひのとり」、「アーバンライナー」)名伊特急(「しまかぜ」、「伊勢志摩ライナー」、「アーバンライナー」、「ビスタカー」)など
金山駅
名鉄名古屋本線特急
神宮前駅
名鉄名古屋本線特急
ミュースカイとは
ミュースカイは2005年(平成17年)に運行を開始しました。
運行開始当初は新鵜沼~中部国際空港、名鉄岐阜~中部国際空港の2系統で運行していましたが、現在は名鉄岐阜系統は名鉄名古屋~中部国際空港に短縮されています。
名鉄岐阜系統は朝夕のみ運行しています。
また、当初から朝夕は広見線に直通して新可児まで運行しています。
新可児直通列車は犬山で新鵜沼発着の列車と分割併合しています。
車両は専用の2000系が運行開始当初から使用されています。
運行開始当初は3両編成でしたが、現在は4両編成に増結されています。
2編成増結の8両編成の列車も多数運行されています。
ミュースカイの関連商品
まとめ
・ミュースカイは名鉄岐阜・新鵜沼・新可児~中部国際空港間で運行している
・専用の2000系車両で運行している
・全車特別車で、乗車にはミューチケットを購入すれば乗車できる
最後までお読みいただきありがとうございました。