特急

特急こうのとりのお得なきっぷや座席や車内設備を解説します。城崎や福知山、丹波、丹後方面へ向かう便利な列車【乗車記】

特急こうのとり 289系

(2019年11月27日作成、2020年1月19日更新)

 

新大阪、大阪と福知山、豊岡、城崎を結ぶ特急「こうのとり」。

新大阪発なので新幹線からダイレクトにアクセスでき便利な列車です。

車両がすべてJR発足以降の車両に置き換えられ、快適度がアップしました。

 

ここではこうのとりの車両編成や車内の解説を記載すると同時に、車内設備や座席、お手洗いなどを写真を交えて解説します。

また、おとくなきっぷや安く乗車する方法などと合わせてこうのとりの魅力を解説していきます。

特急こうのとりの車両と編成

使用車両

特急こうのとりは287系、289系で運行されています。

3両編成、4両編成、7両編成の列車があります。

3両編成にはグリーン車は連結していません

 

287系は2011年から運行を開始したJR西日本の特急電車です。

特急こうのとり 287系

 

289系は2015年からこうのとりで運行されています。

289系は改造車で、もとは北陸と名古屋を結んでいた特急しらさぎ用の683系でした。

683系も2003年の製造なので、まだまだ新しい方の車両です。

城崎温泉方の先頭車の形状が違うので見分けはすぐにできます。

特急こうのとり 289系

編成

こうのとりは3両編成、4両編成、7両編成があります。

3両編成にグリーン車は連結されていません。

車いす対応座席は287系の列車には2号車、289系の列車には3号車にあります。

 

3両編成:

287系:こうのとり7、25号、6、16号

 

特急こうのとり 編成表

4両編成:

287系:こうのとり9,11,27号、8,22,24号

289系:こうのとり1,3,5,13,15,17,21号、10,12,14,18,20,26,28号

特急こうのとり 編成表

7両編成

289系 こうのとり19号、2号

 

特急こうのとり 編成表

 

1号車の座席表です。

1号車はグリーン車と普通車が半室ずつあります。

特急こうのとり 座席表

特急こうのとりの車内

グリーン車

グリーン車は1号車の福知山方にあります。

2+1の3列配置で、5列で15席あります。

コンセントがすべての座席についています。

 

287系のグリーン車です。

特急こうのとり 287系 グリーン車 車内

 

JR西日本の特急電車のグリーン車の標準的な座席です。

特急こうのとり 287系 グリーン車 座席

グリーン車の座席にはひじ掛けの下にコンセントがついています。

特急こうのとり 287系 グリーン車 コンセント

普通車

287系は全車両紺系のシートです。

特急こうのとり 287系 普通車 自由席 指定席

前面や前の座席の背にテーブルがあります。

小さなテーブルもあり状況に合わせて使い分けができます。

特急こうのとり 287系 普通車 自由席 指定席 端部座席

 

車両の両端の座席にはコンセントがついています。

スマホの充電やパソコン仕事をしなければならないときは車両の前端か後ろ端の席を狙いましょう。

特急こうのとり 287系 普通車 自由席 指定席 端部座席 コンセント

 

287系は2号車、289系は3号車に車いす対応座席と多目的お手洗いがあります。

289系の3号車は自由席の列車が多いですが、その場合も車いす対応座席は指定席となっています。

特急こうのとり 287系 普通車 車いす対応座席

 

デッキから入ってすぐの座席が車いす対応座席となっています。

特急こうのとり 287系 普通車 車いす対応座席

お手洗い、トイレ等

お手洗いは洋式暖房便座です。

3号車のお手洗いは女性専用お手洗いとなっています。

男性用のお手洗いも同じところにあります。

特急こうのとり 287系 お手洗い トイレ

 

287系の2号車には多目的お手洗いが設置されています。

287系の多目的お手洗いです。

287系の多目的お手洗いは通路にはみ出す形で設置されており、かなり広くなっています。

特急こうのとり 287系 多目的お手洗い 多目的トイレ

 

お手洗いの室内は広くゆったりしています。

特急こうのとり 287系 多目的お手洗い 多目的トイレ

洗面所です。

特急こうのとり 287系 洗面台 特急こうのとり 287系 洗面台

特急こうのとりのおすすめ座席

特急こうのとりの運行区間は平野か産地を通るので、特に景色の良い区間はありません。

特急こうのとりに車内販売はあるか

こうのとりはじめJR西日本の特急列車には車内販売がありません。

自動販売機も設置されていません。

食べ物、飲み物は乗る前に買いましょう

特急こうのとりの運行路線、停車駅、所要時間等

特急こうのとり 路線図

「こうのとり」は新大阪~福知山、豊岡、城崎温泉間で運転されます。

 

停車駅は次の通りです

新大阪=大阪=尼崎=宝塚=(※西宮名塩)=三田=(新三田)=(相野)=篠山口=(谷川)=柏原=(黒井)=福知山=和田山=八鹿=江原=豊岡=城崎温泉

(カッコは一部の列車が停車、西宮名塩には朝の新大阪行きが停車)

 

所要時間は次の通りです。

新大阪・大阪~城崎温泉:約2時間50分

新大阪・大阪~豊岡:約2時間40分

新大阪・大阪~福知山:約1時間40分

新大阪・大阪~篠山口:約1時間

こうのとりの運賃、料金等

通常の運賃、料金

新大阪~城崎温泉:5,700円(指定席)

新大阪~豊岡:5,370円(指定席)

新大阪~福知山:3,930円(指定席)

(自由席は530円安くなります。繁忙期や閑散期は少し変動します)

 

福知山駅で「きのさき」号と乗り換える場合は、特急料金は通算で計算されます。

福知山行きの「こうのとり」は同じホームで「きのさき」号と乗り換えできる列車も設定されています。

こうのとりに安く乗るための割引きっぷ

特急こうのとりに利用できる割引きっぷは次のものがあります。

・新幹線との乗り継ぎ割引

・こうのとり指定席きっぷ

・eきっぷ、e早得

・おとなびWEB早得

新幹線との乗り継ぎ割引

新幹線から新大阪駅で乗り換えてこうのとりに乗る場合に割引があります。

乗車する駅の窓口でこうのとりの特急券も一緒に買うことでこうのとりの特急券が半額になります。

こうのとりスーパー早得きっぷ

こうのとりスーパー早得きっぷはJR西日本が発売するインターネット予約のe5489で申し込む専用の切符です。

14日前まで購入できます。

席数限定のため、こうのとりスーパー早得きっぷの座席枠がある限り発売します。

値段はつぎの通りです。

新大阪~城崎温泉:おとな3,980円、こども1,990円

新大阪~豊岡:おとな3,750円、こども1,870円

新大阪~福知山:おとな3,020円、こども1,510円

こうのとりスーパー早得きっぷのページ

eきっぷ、e早得

eきっぷ、e早得はJ-WESTカード(JR西日本のクレジットカード)、JQCARD(JR九州のクレジットカード)会員向けに設定されている割引きっぷです。

eきっぷ、e早得ともインターネット予約のe5489、JR九州ネット予約で予約できます。

 

eきっぷは乗車当日まで予約できます。

eきっぷには普通車指定席用、グリーン車用があります。

 

e早得は3日前までの予約が必要です。

e早得はグリーン車用があります。

 

eきっぷの主な区間の値段は次の通りです。(普通車指定席)

新大阪・大阪~城崎温泉:おとな5,170円

新大阪・大阪~豊岡:おとな:4,840円

新大阪・大阪~福知山:おとな3,400円

 

e早得の主な区間の値段は次の通りです。(グリーン車)

新大阪・大阪~城崎温泉:おとな6,220円

新大阪・大阪~豊岡:おとな:5,890円

新大阪・大阪~福知山:おとな4,460円

おとなびWEB早得

おとなびWEB早得は、JRの会員制サービス「おとなび」の会員向けに設定されている普通車指定席限定の割引きっぷです。

「おとなび」には満50歳以上であれば入会できます。

おとなぶWEB早得の価格は次の通りです。

新大阪・大阪~豊岡:3,750円

新大阪・大阪~城崎温泉:3,980円

特急こうのとりと競合する交通機関の比較

特急南風と同じ区間を運行する高速バスは「龍馬エクスプレス」(岡山~高知)、「よさこい号」(大阪~高知・安芸)、「高知エクスプレス」(京都・大阪~高知・須崎)、大阪・神戸~阿波池田線があります。

また伊丹空港や関西空港、神戸空港からは航空便も就航しています。

大阪~高知・阿波池田、神戸~高知、岡山~高知の交通機関の比較を表にまとめました。

大阪~豊岡の各交通機関の比較

運賃・料金 所要時間 運行本数
JR(こうのとり) 3,750円~5,370円 約2時間40分 14往復

(乗り換え含む)

高速バス 3,150円~3,500円 2時間40分~3時間05分 6往復

 

各交通機関の解説

城崎ー大阪線

全但バスが城崎ー大阪線を運行しています。

新大阪駅、和田山駅や八鹿駅、江原駅、豊岡(豊田町)も経由します。

(一部の便を除く)

1日6往復運行しています。

所要時間は次の通りです。

大阪梅田(阪急三番街)~城崎温泉駅:約2時間55分~3時間25分

(こうのとり:約2時間50分)

大阪梅田(阪急三番街)~豊岡(豊田町):約2時間40分~3時間5分

(こうのとり:約2時間40分)

 

運賃は次の通りです。

大阪梅田(阪急三番街)~城崎温泉駅:3,800円、往復割引:3,420円(片道)

(こうのとり指定席割引切符:4,500円)

大阪梅田(阪急三番街)~豊岡(豊田町):3500円、往復割引:3,150円(片道)

(こうのとり指定席割引切符:4,200円)

学生割引(30%OFF)も設けています。

 

所要時間はあまり変わらず、値段が安いので時間が合う場合はバスのほうが利用しやすいと思います。

 

バスの時刻、運賃など詳しくは全但バスのページをご覧ください。

全但バス 城崎ー大阪線

こうのとりにも乗れる宿泊も一緒ならさらにお得なJRセットプラン

特急こうのとりから乗り換えられる列車

新大阪駅

新幹線「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」、

九州新幹線「みずほ」、「さくら

関空特急「はるか」、特急「サンダーバード」、特急「スーパーはくと」、新快速

大阪駅

特急「はまかぜ」、特急「スーパーはくと」、新快速関空快速紀州路快速大和路快速

尼崎駅

新快速

宝塚宝塚、三田駅、篠山口駅

丹波路快速

福知山駅

特急「きのさき」、特急「はしだて」、丹波路快速

和田山駅

特急「はまかぜ

豊岡駅、城崎温泉駅

特急「はまかぜ

特急こうのとりとは

特急こうのとりは2011年に「北近畿」から名称が変わって誕生しました。

1960年代に誕生した「まつかぜ」や「丹波」、「だいせん」などの福知山線を経由する特急・急行列車を起源としています。

 

1986年(昭和61年)の福知山線・山陰線(宝塚~城崎(当時))電化で城崎駅までの特急急行列車は「北近畿」にまとめられました。

 

その後、「エーデル鳥取」、「エーデル北近畿」、「タンゴエクスプローラー」、「文殊」などを吸収し現在は14往復の運行となっています。

現在は新大阪~福知山までが1時間に1本、城崎温泉までは1~2時間に1本の運転です。

 

福知山駅で「きのさき」号や「はしだて」号と乗り換える場合は、特急料金は通算で計算されます。

福知山行きの「こうのとり」は同じホームで「きのさき」号や「はしだて」号と乗り換えできる列車も設定されています。

特急こうのとりの関連商品

まとめ

・こうのとりは1日14往復で運転

・普通車のコンセント付き座席は車両の端にある

・車内販売はないので乗車前にコンビニで購入

・インターネット予約がお得

 

城崎は温泉街が駅前にあり列車で行きやすい温泉地です。

冬はカニを食べに多くの方がこうのとりで城崎にこられます。

また福知山や豊岡は丹後半島の玄関口です。

大阪から列車でゆったりとカニや温泉を楽しみに城崎や丹後半島へいくのも楽しいです。