(2021年4月20日作成)
新幹線の800系を解説していきます。
800系は九州新幹線の専用車両です。
車両もほかの新幹線と異なりますが、内装や座席にも個性があります。
ここでは800系の車両、車内設備、座席などを解説します。
800系とは
800系は九州新幹線専用の車両です。
2004年(平成16年)の九州新幹線鹿児島開業時に誕生しました。
博多~鹿児島中央間の「さくら」と「つばめ」で運行しています。

800系のシンボルであるつばめのエンブレムがいたるところに描かれています。

800系の編成
さくら
800系は九州新幹線内の博多~鹿児島中央間のさくらで運行しています。
800系さくらの編成表は次の通りです。

つばめ
800系は主につばめで運行しています。
つばめの編成表は次の通りです。

800系の座席配置
800系の座席配置表です。
◎(2号車)は公衆電話、●(4号車)は自動販売機です。
「コ」のついた座席はコンセント付き座席です。各車両の端にあります。


800系の車内
普通車
普通車の座席
800系の座席はすべて2+2列の4列シートです。
車両ごとに座席のデザインが異なります。
青系の色と暖色系の色の座sw席デザインがあります。

こちらは暖色系のデザインです。
座席の生地などの仕様は同じです。

座席は木を多用したぬくもりのあるデザイン。
2列でゆったりしています。

テーブルも木です。
小さいのが少し残念です。

コンセント付き座席
各車両の端部にはコンセント付き座席があります。

車いす対応座席
1号車と5号車には車いす対応座席があります。
4号車が指定席の場合は事前に指定しることができます。

荷物置き場
各車両には荷物置き場があります。

特大荷物スペース
800系さくら、つばめの特大荷物スペースは6号車にあります。
車内の装飾
車内には様々な装飾が施されています。
扉近辺は金色です。

その他、いたるところに絵が飾れていていやされます。

お手洗い、トイレ等
1号車、5号車には多目的お手洗い、多目的トイレがあります。

多目的お手洗いはおむつ取り換え台も設置されています。

洗面台も木を中心としたデザインで、入口にはすだれがかかっています。

その他のお手洗い、トイレは1号車、3号車、5号車にあります。

おむつ取り換え台があるお手洗い、トイレがあります。

一部のお手洗い、トイレは和式です。

800系には自動販売機がある
800系には4号車に自動販売機があります。
その他の車内販売はありませんので、食べ物や弁当などは事前に購入しておきましょう。

800系のおすすめ座席
800系は九州新幹線専用です。
九州新幹線はトンネル区間がほとんどで、車窓の良い区間はありません。
車両の中で快適な座席も特にはありませんが、パソコンやスマホの充電をする場合はコンセント付きの座席を確保するのが良いでしょう。
800系の運行区間、運行列車
800系は九州新幹線で運行しています。
九州新幹線内の博多~鹿児島中央間の「さくら」、「つばめ」で運行しています。
→「さくら」号の解説はこちら
→「つばめ」号の解説はこちら
800系の関連商品
800系の歴史
800系は2004年(平成16年)の九州新幹線鹿児島開業用の車両として誕生しました。
2005年(平成17年)には鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。
鹿児島開業当初は5編成30両が用意されました。
その後には検査のための予備車両として2005年(平成17年)に1編成、2011年(平成23年)の九州新幹線博多開業用として3編成が増備されました。
2011年の増備された3編成はデザイン等のマイナーチェンジ時を行い、1000番台、2000番台(2000番台検測機能付き)となっています。
800系のインテリア、エクステリアデザインは水戸岡鋭治氏率いるドーンデザイン研究所が監修しています。
9編成が活躍してい舞いs多が、2016年(平成28年)の熊本地震で被災したため廃車となり、現在は8編成48両が活躍しています。
まとめ
・800系は九州新幹線専用車両
・6両編成で運行している
・九州新幹線内のさくら、つばめで運行している